おはようござます。
今日、こちらは深くて濃い靄（もや）が立ち込めています。こういう時の暖房はとても安心できますね（＾＾）
さて、今日はMMDのちょっとした作業でもやっていこうと思います。
無駄に長文です。理解できなくていいです。読み流す程度で見ていただければなと思います。
（以下略）
詳細は「つづきはこちら」で…

さて、昨日の夜辺りにほぼ習慣となってしまっているMMDも新モデル漁りをしている最中、とある海外モデラーさんが作ったというモデルを見つけました。

それがこれです。


はい、解る人は解ると思いますが、バイオ3のジル・バレンタイン（モデラーさん曰く）です。
このモデル、ニコニコ動画で現在も活躍中の日本人MMDモデラーさんのとあるモデルを改造して作ったもののようです。

改造して作られたということは…（゜－゜　）

ふと、とある疑念が頭をよぎった…。そしてそれは現実に起きていた。
上の画像を見れば一見何もないと思いますが、物理演算の状態を確認してみると……。


うわぁ…やっぱりだ…。ボーン（モデルを動かすために必要な人間で言う「骨」）が雑に組まれていて（左の画像）、物理演算も一回初期化しないで組み込んでやがる…（右の画像）

ということで！！

今回はこのモデルを自分なりにではあるが、修繕という名の改造を行いたいと思います！！

使用ソフトは「PMDエディタ」（MMDのモデルにボーンや物理演算、表情等を組み込んだりできるソフト）のみです。


まず最初に、問題のモデルを読み込んで…。

次に、目視では確認できなかった他の問題点を探してみましょうか。PMDエディタの「検証確認」を表示させて…。


新たに見つかった問題は…
1.不正法線（多分ポリゴン線のことかと（汗））が78個ある。
2.存在しないテクスチャが割り当てられている。
3.重複している表情が1つ存在する。

これを整理して、今回やる作業は…
1.不正法線の修正
2.割り当てられてないテクスチャの削除
3.表情の修正
4.不要なボーンの修正
5.物理演算の修正
この5つのようです。実質30分～1時間くらいあれば済みますね（＾＾）
他にも細かい修正があると思いますが、今回は割愛ということで…。

では早速やってみよう！！
あ、「改造してもいいのか？」と思いの方はご心配なく、MMDのモデルの大半は改造が許されてますので…。実際、改造されたモデルを改造するんだから問題ないはずです。

1.不正法線の修正
　これは「編集」→「頂点」→「不正法線の修正」だけで完了。

2.テクスチャの修正

　上の画像で赤く囲まれている部分に書かれているファイル名が存在していないというエラーです。実際、問題のテクスチャファイルはフォルダ内に無かったので、ファイル名を消すだけで十分ですね。

3.物理演算の修正

　不要な物理演算が大量にあるほかに、両腕に物理演算が入れられてませんでした。
もう面倒なので、物理演算全部消しちゃいます♪
物理演算消去の際はジョイントも消す必要があるのでこちらも全部消します。

デリャリャリャリャリャーーー！！！（DelキーとEnterキーを交互に激連打）

ふぅ…。実に160回激連打して物理演算の修正完了！！

4.ボーンの修正
　まずは、一応重複しているボーンを消して…、あとは不要と思しきボーンを消します。今回は最低限として、黄緑色になっている箇所を消せばいいですね。


下の画像のようにバシッ！と消してしまえばOKです。


修正完了後、念のためにボーンが正常に動くかを確認…………

うわあああああああああああ！！！！（゜口゜；）

消しちゃいけないボーンを消してしまったらしい（汗）
こういうときは、消してしまったボーンを元に戻して、ボーンの種類を「回転」から「回転連動」に変えてしまえば…。

セーフ、セーフ＞⊂二（＾ω＾ ）二⊃
これでボーンの修正も完了しました。

5.表情の修正
　これは表情名が被っているというエラーなだけなのでマージして修正。

これで、全体の問題の修正が完了しました。検証確認でもエラー箇所がありませんでした。

さて、動作確認でもしてみますか。

・・・・・・・・・

大体OKのようです。って、なんだ？この「水着」って表情は？（・・　）？


動かしてみるか……
ってぎゃああああああああ！！！（（（（゜口゜；））））
足がーーーー！！！


この後、直ぐに修正しました（汗）

さて、今回の全作業は40分弱で完了しました。
今度は消し方だけでなく、ボーン等の組み入れ方も熟知した上で作業したいなぁ…。
そんなこんなで長文・駄文でしたが、今日はこの辺で（＾＾）／

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